
日々の生活の必需品の一つである「アイロン」。
パナソニックやティファールなどの大手メーカーから、ドライアイロン・スチームアイロン・衣類スチーマーなどさまざまなアイロンが販売されています。その中でも最近では、スチームアイロンが人気ですが、そもそも、スチームアイロンとドライアイロンと衣類スチーマー、これらはどのような違いがあるのかご存知でしょうか?
それぞれのアイロンの違いとメリット・デメリットを理解することで自分のライフスタイルにあったタイプのアイロンがどんなものかを見極めるために、今回はそれぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。
- 「ドライアイロン」とは?
- 「スチームアイロン」とは?
- 「衣類スチーマー」とは?
もくじ
「ドライアイロン」とは?
ドライアイロンとは、高温のアイロン面の熱と本体の重さでプレスするタイプのシンプルで昔ながらのアイロンで
す。水を使用しないのでドライアイロンにはタンクが付いていないのも特徴です。スチームを使わないので生乾きの衣類にも使えます。
主に、ハンカチやワイシャツ、シーツ、枕カバーなどに多く使用されています。綿・麻・絹・ポリエステルなどの化学繊維の素材に向いています。
ドライアイロンはコードがある製品がほとんどのため、充電時間を気にせず使うことができ、大量のアイロンがけも楽々行うことができます。
普通にアイロンをかけても伸びない頑固なシワも、霧吹きを使うことでしっかり伸ばせます。
【メリット】
○ お手軽な価格帯
何を買うにしても気になるのはやっぱり価格ですが、ドライアイロンはアイロンの中でも価格帯が2,000円〜5,000円と手頃なものが多く、購入し易いんです。価格の安さというのはとても魅力ですよね。
○ クラシックでかっこいいデザインのものが多い
購入するにあたりやっぱりデザインはとても大事なポイントですよね。
日常的に使うものだから自分の好みのものにしたいけど、なんだかアイロンって野暮ったいデザインのものが多い気がします。(失礼)
でも、その中でも昔ながらの形を活かしたクラシックでかっこいいデザインのものが多いです。
近年ではレトロなのデザインが流行していますので、そのデザインに心惹かれる方は多いのではないでしょうか。

Amazon | ¥3,531 |
Yahoo! | ¥4,200 |
楽天 | ¥3,528 |
パナソニック 自動アイロン(ドライアイロン) ブラック NI-A66-K
ブランド | パナソニック(Panasonic) |
色 | ブラック |
商品重量 | 880 グラム |
商品寸法 (長さx幅x高さ) | 25.9 x 11.6 x 11.1 cm |
ドライアイロンなのにスチームアイロンと同等の重量で比較的に手首の負担が軽いです。また、このシンプルでレトロなデザインは心くすぐられますね。

Amazon | ¥3,273 |
Yahoo! | ¥3,273 |
楽天 | ¥3,600 |
DBK ディービーケー 「The DRY2」 ドライ専用アイロン J78D ブラック
ブランド | DBK |
色 | ブラック |
商品重量 | 600グラム |
商品寸法 (長さx幅x高さ) | 24.7 x 11.3 x 10.5 cm |
重さが600グラムと軽量。表面積が小さいので立ち上がりも早く、使いたい時にすぐに使えます。掛け底面は、フッ素樹脂加工がされているので、糊スプレーも付きづらくなっています。付属の説明書も日本語で分かりやすいです。ただアイロンを立てる時にコードが邪魔で立てにくいかな、という感じです。
○ 仕上がりがパリッとしてしなやかになる
熱とアイロン本体の重さでシワを伸ばすタイプなので、パリッとした仕上がりになります。ワイシャツやプリーツやパンツなどにも綺麗に折り目づけができます。
○ お手入れが簡単
水を使わないドライアイロンには水を入れるタンクが付いていないのでお手入れが簡単です。
時々、アイロン面を軽くふくだけでメンテナンスできるので、日々の手間が省けます。
【デメリット】
○ 場所が限られる。
アイロンにはアイロン台が必要であり、またコード付きのものが多いです。
なのでアイロンをかける際には、アイロン台が置けて且つコンセントの近くである必要があるという条件が付きます。例えば、ワンルームの部屋では収納も限られるし、作業スペースを確保するのも手間です。
○ 本体が重い
ドライアイロンは本体の重さと熱でシワを伸ばします。なので、持った時の重みが気になるところ。
重さとしては、800〜1,000g程度であり、たくさんの洗濯物をアイロンがけする場合には手首や腕には負担となってしまいます。
一人暮らしで洗濯物の量もそんなに多くはならないという場合は大丈夫かと思います。また、重さを軽減したコンパクトなものもありますので、もし重さがネックとなる場合は本体の重さをよく確認して、自分にとって使いやすいかどうかを吟味しておきましょう。
○ 毛織物やウールには使えない
シャツやシーツなどにはドライアイロンは向いていますが、毛織物やウール等の毛の流れを整える必要のある衣類には使えません。
力と熱でシワを伸ばす仕様なので、毛皮や毛の流れを整える必要のある製品だとうまく整えることができないからです。
また、ドライアイロンは霧吹きなどで水分をかければ頑固なシワも伸ばせますが、ウールや毛皮はあまり水分を吸わないので、スチームのようなより細かい粒子で水分を含ませて毛の流れを整える必要があります。なので、ドライアイロンでの毛織物やウールのアイロンがけはおすすめできません。