【簡単】シャワーヘッド・シャワーホースの交換・取り付け方法を解説!!

毎日使っているシャワー。だけど、このシャワーヘッドそろそろ交換した方がいいのかな?とお考えの方はいませんか?

シャワーヘッドやホースも必ず経年劣化していきます。古いものを使い続けていると、内部部品が劣化して水漏れの原因にもなりますので、古くなってきたと思ったら交換した方がいいでしょう。

けれど、「そもそも自宅のシャワーヘッドは取り外しできるの?」「市販のシャワーヘッドを自宅にも取り付けられるの?」など疑問に思ったことはありませんか?

私自身、シャワーヘッドの交換を検討するまで自宅のシャワーヘッドが取り外せるかなど考えたこともありませんでした。

今回は、知っているようで意外と知られていない、シャワーヘッドやホースの交換方法をご紹介します。

実は意外なほどに簡単で、賃貸にお住まいの方でもサクッと付け替えられ、現状復帰も超簡単です。その具体的なやり方から、交換したヘッドを綺麗に使い続けるための簡単なお掃除方法もあわせてご紹介します。

毎日のバスタイムをより快適なものにするためにも、シャワーヘッドの交換とお手入れ方法を知っておいて決して損はありません!

シャワーヘッドの交換は必要?交換時期は?

みなさんはお風呂掃除をする際にどこまで掃除をしますか?おそらくシャワーヘッドを外して中までキレイにするという方は少ないのではないでしょうか。

もし、手入れをせずにシャワーヘッドを使い続けた場合、経年劣化によるひび割れや水漏れが進みます。放っておくと、水道代やガス代がかさむことにもなります。

そこでシャワーヘッドを交換するメリットやデメリット、交換のタイミングなどを解説していきましょう。

シャワーヘッドを交換するメリット・デメリット

近年では大手企業からもあらゆる機能のシャワーヘッドが開発されており、同じように見えるシャワーヘッドでも、マッサージ機能のあるものや、ろ過機能のあるものなど、とってもバラエティ豊かです。その製品の種類の豊富さからシャワーヘッドの需要の高さも窺い知れます。

そこで、シャーヘッドを交換することによるメリット・デメリットを上げていきます。

こっちの記事(【2022年】シャワーヘッドのおすすめ!美容にイイ・節水に最適なシャワーヘッド9選紹介!!)ではシャワーヘッドの機能別のメリット・デメリットを解説しています。

もちろん製品によってさまざまな機能や違いがあります。節水重視なのか、髪・肌ケアをしたいのか、浄水機能付きがいいのか、自分が欲しい機能を備えたシャワーヘッドを調べてから吟味しましょう。

メリットデメリット
・ガス代・水道代の節約
・水圧調整が可能
・水道水に含まれる塩素の除去
・細かい気泡による毛穴の奥の汚れまで流せる
・保湿・保温効果
・髪にも優しい
・シャワーヘッドを清潔に使用できる
・設置費用(シャワーヘッド本体金額)
・浄水機能付きの場合、カートリッジ交換にかかるランニングコストが発生する(月数百円程度)
メリットとデメリット

メリットとデメリットを一覧にまとめましたが、シャワーヘッドを交換することによるメリットは大きいですよね。

デメリットとして設置費用とランニングコストを上げましたが、衛生的に使い続けることを考えると安い方だと思います。

それにシャワーヘッドの価格はピンキリです。高いものだと30,000円台のものもありますが、おおよそ3,000円〜6,000円程度が平均的価格かなという印象です。

Refaシリーズは、美容機器と健康家電のメーカーである「MTG」が保有する美容ブランドです。

「美容を、解放する。」をブランドビジョンに掲げ、美容機器と化粧品を融合した画期的な商品を開発し続けています。

Refaのシャワーヘッドはきめ細かな気泡が肌を美しくさげ、バスタイムを贅沢に演出してくれる製品です。

価格は一般的なシャワーヘッドに比べたら高いですが、その分満足度の高いです。

交換時期はいつ頃?

一般的にシャワーヘッドの交換時期は約5年と言われています。

これはあくまで目安なので言い切りはできませんが、大体5年も使っていると目に見える劣化が始まってきます。シャワーヘッドをよく見たときに「白や黒い汚れ」が確認できるはずです。さらに、やぶれやひび割れ・水漏れが見られる場合、ホースにカビが発生している場合には、すぐに交換しましょう。

さらに、私たちが日常的にシャワーを浴びる際に、水流の跳ね返りによるシャンプーや石鹸カス・皮脂などの汚れも付着します。5年、10年と使ってい続けていると、シャワーヘッドの散水板(水の噴射口)に目詰まりが起こったり、カビが発生するなど、機能的にも衛生的にも悪い影響が出てきます。

もちろん、手間ひまかけてお手入れをしていければ、劣化は抑えられますし、使える寿命も伸びます。

しかし、そのお手入れに掛ける時間と掃除コストを考えたときに、新しいシャワーヘッドを買った方がいいか、古いものを使い続けた方がいいかと考えると、やっぱり5年を経過したら早めに交換してしまうほうがトータルのコストは抑えられることが多いです。

毎日使うものですから清潔に気持ちよく使うためにも交換しておいた方が良いでしょう。

賃貸でも交換はできるの?

「うちは賃貸だけど交換してもいいの・・・?」

と疑問を持った方もいるでしょう。

ですが心配無用です!交換してもなんら問題はありません!

ただ、賃貸ですので退去の際には「原状回復」しなくてはいけません。

なので、取り外した備え付けのシャワーヘッドは捨てずにきちんと保管しておきましょう。もし、紛失してしまった場合は退去時に実費請求される可能性もありますので、そこだけ注意してください。

シャワーヘッドを交換する前に・・・

それだけ便利なら早速交換しよう!といきなり製品を購入してはいけません。

購入する前にあらかじめ確認しておくべきことがいくつかあります。

事前確認を怠ってしまうと、いざ設置しよう!というタイミングで製品はあるのに設置できない・・・ということにもなりかねませんので、きちんと確認すべき箇所を抑えておきましょう。

自宅のシャワーはホース一体型?それともホース分離型?

おおよそのシャワーヘッドは、取り外しが超簡単です。

ですが、中には取り外せないものもあるので無理に外そうとするのではなく、自宅のものが取り外せるタイプか確認しましょう。

ホース分解型・・・ホースとシャワーヘッドが分離したタイプです。ヘッドのみの交換が可能です。

ホース一体型・・・ホースとヘッドが一体化したタイプです。ホースからの取り外しができません。

分解型の場合はシャワーヘッドのみ購入すればあとは道具も不要です。

ですが、ホースと一体化している場合はホースから取り外すことはできないので、ホースごと取り外す必要があります。その際にはホースの交換も必要となりますので注意してください。ホースは混合水栓を確認した上で互換性があるものを用意してください。

しかし、このホースの取り外し・交換方法も簡単なのでさほど問題もありません。

メーカー・サイズは要チェック!

自宅のシャワーのメーカーとサイズは必ずチェックしましょう。

シャワーヘッドは写真の赤○のあたりにメーカー名が記載してあります。そのメーカー名が、KVK・MYM・ガスターの場合には、付属のアダプターが必要となります。ねじ山がきちんと適合していなければ水漏れの原因となりますので、必ず確かめてから交換してください。

国内のメーカーであれば、ホースとシャワーヘッドのメーカーが異なっていても、基本的には取り付けが可能です。LIXIL(INAX)やTOTOなどのホースであれば、大抵のシャワーヘッドはそのまま取り付けができます。

ネジのサイズも重要です。KVK・MYM・ガスターなどのメーカーはネジ山が合わないため、付属のアダプターが必要となります。

また、海外製のメーカーは、アダプターがあっても取り付けできないケースもありますので注意してください。

シャワーヘッドに求める機能を調べましょう。

シャワーヘッドには大きく分けて3つのタイプがあります。

「節水タイプ」「マイクロバブルタイプ」「浄水・塩素除去タイプ」の3タイプです。

節水タイプ・・・水の噴射口が小さく設計され、使う水の量を減らして節水ができる機能です。

マイクロバブルタイプ・・・超微細な気泡「マイクロバブル」や「ウルトラファインバブル」を含んだ水を生成し、毛穴の奥の汚れまで根こそぎ洗い流してくれます。

浄水・塩素除去タイプ・・・水道水に含まれる塩素を除去して肌や髪への刺激を軽減します。

製品ごとに機能は違いますが、大きく分けると↑のように分けられます。

また、それぞれのタイプにはメリット・デメリットもあります。機能性やデメリットを把握し、自分にとってどれが一番合うものかを確認しましょう。

メリットデメリット
節水タイプ・少ない水量で洗浄でき、節水につながる
・「手元ストップ」機能があるとさらに節水できる
・ガス代(または電気代)も節約できる
・水圧が弱い
・お湯の温度が低く感じる(お湯の表面積が増えて、肌に触れるまでに温度が下がってしまうため)
マイクロバブルタイプ・マイクロバブルが毛穴の汚れに吸着し、肌の汚れをしっかり落としてくれる
・頭皮や肌環境が改善され、美容・肌ケアによい
・時間がたっても肌の水分量が維持され、保湿・保温効果が高い
・価格が高い
・水圧が弱い
浄水・塩素除去タイプ・水道水に含まれる残留塩素を除去してくれる
・肌の弱い方、アトピーの方、美容意識の高い方におすすめ
・せっけんなどの泡立ちもよくなる
・浄水カートリッジを定期的に交換する必要がある。(毎月数百円から千円程度)
3タイプのメリット・デメリット一覧

シャワーヘッドの交換方法

事前確認も済んで、シャワーヘッドも購入しましたらいよいよ交換作業に入りましょう。

知らないと難しそうと感じるかもしれませんが、シャワーヘッドの交換作業はめちゃめちゃ簡単なので安心してください!

分解型・一体型のそれぞれの交換方法を解説します。

ホース分解型の交換方法

シャワーヘッドとホースの間を回すだけで簡単に取り外せます。左方向にクルクルと回してみましょう。

「固くて中々回せない・・・」という場合は水分に含まれるカルシウムなどが固着してしまい、素手では外れない場合があります。その際は、金具の水分をしっかりタオルで取り除き、すべりにくくしてはずしてください。台所で使用されるゴム手袋を着けると滑りにくくなり、外しやすくなります。(それでも外れない場合には、ホースごと交換することもご検討ください。)

取り外したら、用意したシャワーヘッドを装着してください。これで交換作業は完了です。

ホース一体型の交換方法

ホースごと取り外す必要がありますが、この作業も簡単です。

シャワーヘッドとホースを用意したら、まずはホースを付け替えてからシャワーヘッドを交換しましょう。な彼としては以下の手順です。

  • シャワーホースを手で回して混合水栓の接続部から取り外してください。
  • 新しいシャワーホースを手で回して接続部に取り付けます。


シャワーホースもヘッドと同様に、基本的には手で回すだけで付け外し可能です。

水垢で固まっていて外れないときは、モンキーレンチやプライヤーを使いましょう。壁との距離が近く自力で外すのが難しい場合は、混合水栓ごと外すことになりますが、この方法はちょっと難しいです。苦手な方は無理に自分で交換しようとせずに業者にお願いしましょう。

定期的なお手入れをしましょう!

新しいシャワーヘッドに交換でき、目的は達成できたと満足してはいけません。次は、この新しいシャワーヘッドを長持ちさせるためにも、日々のお手入れ方法をチェックしましょう。

水気は水垢の原因

シャワーヘッドにつく主な汚れは水垢です。水滴を放置すると、水垢や汚れになってしまいます。蓄積されるとさらに頑固な汚れになって落とすのが大変になります。

使ったあとにはこまめに水滴を拭き取ることが望ましいです。使用後は水気を切るよう習慣づけてみましょう。気になった時にタオルなどで水気を拭き取ったりすればなお◎。

歯ブラシと中性洗剤でゴシゴシ!

付いてしまった水垢には、ぬるま湯あるいは中性洗剤をつけて、歯ブラシを使ってゴシゴシとこするのがおすすめです。

ただし、傷つきそうな素材の場合には力加減に注意してください。

ペースの目安では月1回くらいです。お風呂掃除のついでに合わせてやると良いでしょう。

おすすめアイテム紹介!

なかなか落ちないしつこい汚れには「つけ置き」で対応しましょう。クエン酸+乳酸の成分が入った洗浄液につけるだけで、水垢・石鹸カスを除去されます。

つけ置きに使うのは←の洗浄液がおすすめですがオキシクリーンでも同等の効果は期待できます。

シャワーヘッドの噴射口が洗いやすいようにとても細い形状をしたブラシです。「つまようじや針を使うとシャワーヘッドが傷つかないか心配」という方は専用のブラシを使ってみましょう。

細めのブラシがシャワーヘッドの穴の汚れをごっそり落としてきれいな仕上がりになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

シャワーヘッドの交換方法や事前に確認すべきポイント・交換後のお手入れ方法について解説しました。

シャワーヘッド・ホースの交換って意外と簡単にできるんです。難しそうと思っていたシャワーヘッドの交換へのハードルがグッと下がったのではないでしょうか?これを機会に新しいシャワーヘッドに交換してみることを検討してみてはいかがでしょうか?

シャワーヘッドを交換することで得られるメリットは大きいですから決して損にはなりません。自分にとって魅力的なヘッドを見つけ、毎日のバスタイムを快適で贅沢なものにワンランクアップさせましょう。

Profile
ユーカリ

東京在住。イラストちまちま描いてます。
個人的ニュースは最近、ハンドメイドに興味が出て道具を少しづつ購入しているところです。作業動画とか見てるだけでも楽しい!

バス用品
ユーカリのひとりごと〜Eucaly soliloquy〜

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