夏本番前に!事前にエアコンの試運転と確認をしておくべき理由とチェックポイント!!

最近急に暑くなってきたので「そろそろエアコンつけようかな〜」と考えている方はいませんか?

まだ夏前ですが、日差しは強くなり、真夏日も出始めましたね。まもなく本格的にエアコンを使い始める季節がやってきます。

そんな中で、エアコンの各大手メーカーがサイトやSNSでシーズン前に一度エアコンの「試運転」をするように呼びかけています。

この「試運転」がなぜ必要なのか?その試運転の手順やチェックするポイントを解説していきます。

また、エアコンを稼働させる前には大切なのはフィルターのお掃除です。このフィルター掃除について正しい手順も紹介したいと思います。

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いきなり稼働させるのは危ない!夏前には必ず試運転をしましょう!

「まだ夏前だけど、もうエアコンの試運転しておいた方がいいの?」

「つけるならもう少し暑くなってから試してもいいんじゃない?」

なんて思われるでしょう。ですが、暑くなってからでは遅いという場合が多いんです。では、なぜ事前にする必要があるのか解説します。

そもそも試運転って必要なの?

エアコンのオフシーズンの間、長期間使わずにいたエアコンを気温の高い時期にいきなり稼働させると急なフル稼働でエアコンの各所や部品に急な負荷がかかってしまいます。それにより思わぬ故障につながることがあり、エアコンを使いたい時に故障して動かない、なんてことになりかねません。

本格的なシーズンに入る前にエアコンの試運転をしておくことで、長くご利用いただけることにつながります。

「暑くなってきたのでエアコンを動かしてみたら故障していた。」という理由で、例年の7月~8月にエアコンの点検・修理や取付け工事が集中してしまいます。購入から設置まで数週間待たされる場合もあります。

近年、40℃を超える猛暑日が続くこともあり、エアコンが使えないと熱中症の危険があります。安心して快適な夏を迎えるために、早めにエアコンの試運転を行い、異常がないかを確認しましょう。

稼働前にはフィルター掃除をしましょう!

エアコンが室内の埃などを「エアコンの掃除」と聞くと、手間がかかる大掛かりな作業を思い浮かべて腰が重くなるかもしれません。私もエアコンの掃除は面倒なものというイメージがあり、ついつい後回しにしがちでした。

しかし、エアコンは定期的に掃除・メンテナンスをすることで運転効率が上がって節約につながるし、長く使うことができるんです。

自分で掃除をしようとするとできる範囲が限られているので、実は簡単に掃除できます。

フィルター掃除をするメリット

1:カビ予防・・・しばらく掃除をしていないフィルターには様々な汚れやホコリが付着しており、それらが原因となってカビが増殖してしまいます。

しかし、定期的にエアコン掃除をすることで、エアコンにカビが生えるのを予防ができ、アレルギーの原因を取り除くことが期待できます。

2:電気代の節約・・・フィルターに付着した汚れやホコリはフィルターの目詰まりの原因にもなります。フィルターが目詰まりした状態でエアコンをつけると、風量が落ちてエアコンの効きが悪くなってしまいます。効きが悪いと、風量や温度設定を変える必要があり、その分電気代がかかってしまいます。

しかし、フィルターを掃除することで目詰まりを防ぎ、電気代を節約する効果が期待できます。

フィルター掃除をしないことでカビが発生してしまうし、運転効率も下がるしでもうデメリットしかないですね。定期的に掃除はしておいて損はありません。

気持ちよく夏を過ごすための簡単なフィルター掃除方法

掃除をする前に、エアコンのコンセントはきちんと抜いておきましょう。
コンセントを挿しっぱなしにしていると、感電する恐れがあります。コンセントを抜いてあることを確認したら掃除開始です。

  • エアコンのフロントパネルを外し、中のフィルターを取り外して下さい。
    • バキッと音がすることもありますが、力を入れすぎず、そっと持ち上げるように押し上げましょう。

  • フィルターのオモテ側から掃除機でホコリを吸い取ります。
    • 新聞紙を敷くと床にホコリやチリが散らばるのを防げます。

  • フィルターの裏側から水洗いしてください。
    • フィルターのウラ面から汚れを水圧で押し出すイメージで水洗いします。

  • 表側のホコリを歯ブラシでかき出しましょう。
    • フィルターの変形や破損を防ぐため、優しく歯ブラシをフィルターにあてましょう。

  • 日陰で完全に乾燥させてください。
    • タオルでやさしく水を拭き取っておくと、乾燥にかかる時間を短縮できます。

  • フィルターとコンセントを元に戻してください。
    • フィルターが完全に乾いたら、エアコンにフィルターを取り付け、コンセントのプラグを挿して完了です。

以上がフィルター掃除の手順です。家にあるもので簡単にできるので

エアコンの内部の掃除は自宅ではできる範囲が限られるし、慣れない人が無理にしようとすると逆に故障させてしまう可能性もあります。

フィルターぐらいであれば自宅で簡単に掃除ができるのでなかなか難しいので業者に依頼してしまった方が手っ取り早いです。簡単なので一度やってみてはどうでしょうか。

エアコン試運転時のチェックポイントを抑えましょう。

フィルターを掃除したら、いよいよ試運転してみましょう。

エアコンの試運転は、まずフィルター・熱交換器・室外機の状況をチェックした後に、運転モードを「冷房」にし温度を最低温度16℃~18℃、風量を最大で30分程度運転しましょう。

試運転で冷風が出なかったり、嫌な臭いがしたりした場合は使用を中止し、エアコンを購入した販売店やメーカーに相談してください。

フィルター・・・

フィルターのほこりは、水洗いをするか掃除機で吸いとりましょう。また、汚れがひどいときは中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い、その後、日陰で乾かしてください。乾燥が不十分だと、雑菌が繁殖し、カビや嫌な臭いの原因になります。フィルターは、2週間に1度をめどに掃除をしましょう。

熱交換器・・・

熱交換器とは、フィルターを外すと現れるシルバーの金属部分で、ホコリが溜まりやすく、運転中に結露しやすいので、カビが付着している場合があります。ただし、熱交換器の掃除は故障するおそれがあるため、プロに掃除を依頼してください。

室外機・・・

室外機の吹出口に物を置くと、冷房の効果が下がります。室外機の吹き出し口付近やその周辺にものを置いたり、カバーで覆ったりしないよう注意してください。

また、室外機に直射日光が当たると、室外機が温まり冷房効果が低下します。できれば植木やすだれなどで日陰を作るようにしましょう。

ブレーカーやコンセントを確認

エアコンのブレーカーが「入」になっていて、電源プラグやコンセント周りにホコリがたまっていないことを確認してから電源を入れてください。

長年エアコンのプラグをコンセントに差し込んだままにしているとホコリがたまって発火の危険性がありますので注意してください。

「冷房」にして運転開始

室内温度より3℃以上低くして稼働させてください。 エアコンがしっかり動くまで、30分以上は継続して運転し、様子を見てください。

きちんと室内が冷えていれば問題ありません。

リモコン・エアコン本体に不具合はありませんか?

稼働し始めたけど、なんだか変な音がする・臭いがするけど大丈夫なの?と心配になりますよね。

エアコンが故障している合図だったり、ただの駆動音や環境音だったりするので大まかに解説します。

異音がする

冷房運転中に聞こえる異音のほとんどが駆動音や環境音です。音別に何が原因で聞こえるのか解説します。(暖房運転時に聞こえる場合は、違う原因の可能性があります。)

「ブシュッ」・・・空気が抜けるような音が聞こえる場合があります。これはエアコン内部の冷媒ガスの流れが切り替わる音です。霜取り運転時や運転停止時に、聞こえる場合があります。

「シャー」「ボコボコ」・・・水の流れるような音は、冷媒ガスがエアコン内部に流れている音です。冷暖房などの運転中や暖房運転停止後の霜取り運転時に、聞こえる場合があります。

「ピシッ」「パキッ」・・・何か歪むような、割れるような嫌な音が聞こえると壊れたのではないか不安になりますよね。でもこれも温度変化でエアコン本体の樹脂部分が伸び縮みする音なので心配は入りません。

風がにおう

エアコンの風がなんだか臭うという場合は、エアコンに付着した室内のチリやホコリ、生活臭やカビがにおいの原因です。

お早めにエアコンのフィルター掃除を試してみてください。

フィルターお掃除の適切な頻度は、実は「2週間に1回」なんです。フィルターの汚れは、エアコンの運転効率の低下、消費電力の増加、本体の寿命を縮めることにつながります。再度、エアコンフィルターの汚れをチェックしておきましょう。

風が出ない、すぐ止まる

そもそも風が出ない・止まってしまったという場合は、設定温度を下げて再度お試しください。

猛暑などで外気温が大きく上がったときは、お部屋が冷えにくくなる場合があります。
エアコンは周囲の環境により冷房能力が変化します。屋外温度が大きく上がったときは、冷房能力は低下します。朝晩はよく冷えるのに、日中のみ冷えない場合や、前日まで冷えていた場合には、しばらく様子をみましょう。

それでも改善しない場合は、リモコンの「本体リセット」ボタンを押すか、電源プラグを抜く、またはエアコンのブレーカーを落としてみましょう。

リモコンの液晶画面が見えにくい、エアコンがつかない


リモコンの電池が消耗している可能性があります。

電池を交換しても改善しない場合は、リモコンをリセットし、電池を入れなおしてみましょう。

○ リモコンのリセットの手順

  1. リモコンの電池を抜く
  2. 電池を抜いた状態で、リモコンのボタンどれかひとつを10秒以上押し続ける
  3. 液晶部分に何も表示されていないことを確認する
  4. 電池を入れる

リモコンの不具合は電池の消耗が原因のほとんどです。

電池を交換しみても改善されない場合は↑の手順でリセットしてみましょう。

まとめ

「エアコンを久しぶりにつけたら調子が悪い……故障かも……」と慌ててメーカーサポートや業者へ点検や修理を問い合わせても、その頃にはどこの業者にも依頼が殺到しているため対応が遅くなることがあります。

真夏の間はエアコンが欠かせないほどの猛暑日が続きます。そんな中でエアコンが故障した上に修理にも時間がかかるとなると脱水症や熱中症になってしまう危険性だってあります。

そうならないためにも、まだ夏本番が始まる前にエアコンの試運転をしておくことで早めの準備を済ませておきましょう。

ユーカリ

東京住みながらちまちまイラスト描いています。

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ユーカリ

東京在住。イラストちまちま描いてます。
個人的ニュースは最近、ハンドメイドに興味が出て道具を少しづつ購入しているところです。作業動画とか見てるだけでも楽しい!

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