ちょっと外出する時、旅行に行く時、出張に行く時に欠かせないアイテムである「モバイルバッテリー」。
モバイルバッテリーに求められる機能は、容量の大きさや持ち運びのしやすさなどが挙げられますが、日常的によく使うものならデザインにもこだわりたいと思う人は多いでしょう。
今回は、数あるモバイルバッテリー製品の中でも特にデザインに優れたおしゃれなモバイルバッテリーをランキング形式にしたトップ5を紹介します。
【モバイルバッテリーの選び方の詳細】
【旅行・出張に最適な大容量のモバイルバッテリーの紹介】
もくじ
モバイルバッテリーとは?

モバイルバッテリーとは、外出先で使われる予備電池です。
スマホなどのデジタルデバイスを頻繁に使う方にとっては、外出先でデバイスが電池切れになるような事態は避けたいところ。そのためにも、デバイスをこまめに充電しておきたいですが充電環境がどこでも整っているとは限りません。また、移動中の電車など充電できない状況も多いです。そういった時に活躍するのがモバイルバッテリーです。
モバイルバッテリーはリチウムイオン電池を採用しています。リチウムイオン電池とは、蓄電を放電を繰り返す二次電池です。バッテリー本体に電力を蓄え、必要な時にはケーブルでデバイスとモバイルバッテリーを繋ぐことで充電することができます。
あらかじめ蓄電したモバイルバッテリーを持ち歩くことでデバイスの充電切れの心配がありません。また、差し込み口が複数あれば、複数デバイスの同時充電が可能になり、デバイスごとに充電器を持ち歩く必要もありません。
デジタルデバイスを頻繁に使う方・スマホの依存度が高い方にとっては必須アイテムです。
モバイルバッテリーの選び方
デジタルデバイスの急速な普及により、モバイルバッテリーの需要は高まり、数多くのメーカーから特色ある製品が開発されています。その中から自分に合ったものを選ぶというのは難しく感じるでしょうが、ポイントを抑えておけば失敗する心配もありません!
購入前には必ず以下4項目をチェックしておきましょう。
【モバイルバッテリーの選び方の詳細】
デバイスに合わせた容量を!

モバイルバッテリーの蓄電可能量は、容量という項目で表されます。単位は、mAh(ミリアンペアアワー)。
この容量の数値が大きければ大きいほど、それだけ電力を蓄えられるということで、デバイスを複数回充電できるということ。容量が少ない場合は旅行や出張などの長時間の外出用には向きません。
もし、
- 複数のデバイスを同時に充電する。
- 1日に何度も充電が必要になる。
以上の2点に当てはまる方は、大容量タイプのモバイルバッテリーを選びましょう。小型の
通勤・通学や昼休憩など日常生活の中で使う用なら、5000mAhあれば十分です。具体的な目安は、スマホならフル充電1回分に相当します。端末によって違いはありますが、2回以上のフル充電が必要な方にとってはやや力不足になるでしょう。
旅行・出張などの長時間の外出用なら、10000mA以上の大容量タイプがおすすめです。外出先ではどこでも充電できるとは限りませんから、できるだけ大容量のモバイルバッテリーを持っておきましょう。
しかし、容量が大きいものほど、本体サイズが大きくなる傾向があります。近年では技術が進化し、コンパクトでも容量の大きい製品は多いですが、デザインの幅はあまり広くない印象です。
見た目にこだわりたい方は、デザインを重視しつつ容量もチェックしておきましょう。
急速充電なら充電時間も短縮できる!
モバイルバッテリーの中には「急速充電対応」と表記されているものがあります。急速充電とは、文字通りに充電時間が短く済むということです。通常の充電にはある程度の時間がかかってしまいます。その時間が人によってはストレスにもなりますが、急速充電対応なら時間短縮ができます。
しかし、急速充電技術はモバイルバッテリーとデバイスの互換性がないと使えない可能性もあります。充電したいデバイスのスペックもよく確認しておきましょう。
急速充電の技術の規格
急速充電の技術の規格にはいくつか種類があります。
デバイスととモバイルバッテリーに互換性があるか確認しましょう。
- Quick Charge
- 米国QUALCOMM社が開発したスマホ・タブレットを高速で充電できる規格。通常のUSB充電より高電圧にすることで、高速充電が可能。Androidスマホのほとんどが対応。
- USB Power Delivery(PD)
- ノートPCやMacBookを中心に搭載されている規格。iPhone8以降、最近の一部のAndroidスマホが対応。Googleが推奨しているので今後も普及していく可能性が高い。
- SmartIC(スマートアイシー)
- 本体に接続されたデバイスを自動的に検知し、そのデバイスに合った電流を送ることで急速充電が可能。スマートボードとも呼ばれる。デバイスを自動で検知するので対応機種が豊富。
- Power IQ
- Ankerが開発した急速充電技術。USBポートを識別して適切な電力を流すので、さまざまな機器に使うことができます。スマホの他タブレット・PCも充電したい方におすすめ。
- Voltage Boost(ボルテージブースト)
- 同じくAnkerが開発した急速充電技術。接続したケーブルの抵抗を認識し、電圧を自動的に調整することで給電能力が最適化。充電時間の短縮が可能。
- Super Charge(スーパーチャージ)
- HUAWEI(ファーウェイ)が開発した急速充電技術。HUAWEI純正品限定で最大5Aでの高速充電が可能。
必要な出力を要チェック!
急速充電には、高い出力(W数)が必要になります。(何Wから急速充電対応と言われるかは決まっていません。)
モバイルバッテリーには最大出力数が決まっており、スマホなど他のデバイスにも出力数の上限があります。例えば、18Wで急速充電可能と表記されたモバイルバッテリーでも、接続したスマホが5Wであれば5Wの充電速度にしかなりません。この場合は急速充電対応とはなりません。
なので、急速充電したいデバイスにどれだけの電力供給が必要なのかを確認しておきましょう。
普段使いならコンパクトさが大事!
モバイルバッテリーは持ち運ぶことを前提としたバッテリーです。
その多くがコンパクトですが、近頃ではさらに軽量化が進み、スマホより小さくカードサイズのものやスティック形状のものも販売されています。
持ち運ぶには、カバンに入れても邪魔にならない程度のサイズと負担にならない重量であることが求められます。
旅行・出張で持っていく場合には少しでも荷物を軽量したいので、軽量タイプ(およそ300g以下)のものを選ぶことをお勧めします。
ポートはデバイスの数に合わせて!
ここで言うポート数とは、出力ポートです。
出力ポート=差し込み口です。ほとんどのモバイルバッテリーが1〜2ポート搭載されています。大容量でサイズが大きいものなら2ポート以上搭載されています。
ポートが複数搭載されていることで、数に応じた複数のデバイスの同時充電が可能になります。
もし、スマホの他にタブレット・PC・ワイヤレスイヤホンなど複数の端末の充電が必要な方には最低でも2ポートは必要になります。製品の詳細に「ポート」と言う項目があるので、数と形状(USB-type A、C、Lightningなど。)を確認しておきましょう。
モバイルバッテリーの注意点!
モバイルバッテリーの使い方は本体と端末を接続するだけで簡単ですが、使い方によってはバッテリーの寿命を縮めてしまう恐れもあります。
安全にモバイルバッテリーを使うためにも注意すべき点を押さえておきましょう。
充電中の操作は要注意!
スマホを充電しながら操作すると言う方は多いでしょう。しかし、これはバッテリーの寿命を縮める可能性がある行為です。
多くのモバイルバッテリーに採用されているリチウムイオン電池は高温に弱いです。本体が45℃を超えるとバッテリーの劣化を早めたり、発火などの事故につながる可能性があります。
例えば、スマホはただ操作しているだけでも負荷がかかり、内部に熱が発生します。そして、充電時には充電器から高い電力が送られることでさらに負荷がかかって熱が発生し、短時間で高温になりやすい状況になります。
緊急時でない場合は、できるだけ端末の充電中には触れないで放っておくことおすすめします。
日当たりのいい場所に置かない
前述しように、モバイルバッテリーのリチウムイオン電池は熱に弱いです。
外部からの熱によって内部も劣化する可能性は十分あります。日当たりのいい場所、コンロなどの火の近く、真夏の車内など高温な環境に長時間放置すると内部の熱も上がり、バッテリーが劣化し、発火する危険もあります。
できるだけ外部からの熱の影響が少ない涼しい環境に置いておきましょう。
【2022年最新版!】おしゃれかわいい人気モバイルバッテリー5選!
第1位 MOXNICE 薄型モバイルバッテリー
コンパクトで軽量!なのに大容量な薄型モバイルバッテリー!
手の平におさまるコンパクトさに反した大容量を実現したモバイルバッテリー。
手のひらにおさまるサイズで160gの軽量さ。持ち運びも簡単で、スマホショルダーにも入るサイズです。
容量は10000mAhと大容量。スマホに充電するなら、1泊2日ぐらいの旅行なら持って行っても十分でしょう。さらにUSBポートが2つ搭載。同時充電が可能です。
スッキリとしたスマートなデザインでカラーバリエーションが豊富。価格もお手頃なので機能性を考慮してもコスパがいいです。
これといった欠点がない優良製品です。個人的にはワイヤレス充電対応だとさらに嬉しいなと感じました。
第2位 Conber ma-gsafe モバイルバッテリー
マグネット式ワイヤレス充電対応!無駄を排除したスリムデザイン!
ワイヤレス充電に対応した薄型モバイルバッテリーです。
スマホの背面に近づけることで、強力なマグネットでしっかりと固定されます。固定されることでワイヤレス充電されます。スマホ用ならケーブルも不要で荷物をすっきりさせることができます。
本体が薄く、130gの軽量なので端末に固定したまま片手で持って負担になりません。
容量は5000mAh。大容量ではありませんが日常生活で使う分には十分な容量。旅行用だと心許ないです。
第3位 ZENDURE SuperMini
コンパクトで大容量、さらに急速充電対応!
アイコニックなデザインがアメリカや欧州で人気の「ZENDURE」のモバイルバッテリー。
カードサイズのコンパクトさで180gと軽量。さらに10000mAhの大容量で20Wの高出力で急速充電にも対応。旅行用にも活躍できるポテンシャルです。
ポートはUSB-typeC、USB-typeAが1つずつ搭載。
十分コンパクトで軽量ですが、同じ容量の中では↑のMOXNICE 薄型モバイルバッテリーの方がさらに小さくてコンパクトです。
第4位 iWALK 小型 モバイルバッテリー
無駄を排除したシンプル設計!直接充電でケーブル不要!
Lightning端子が本体に直接搭載されているのでケーブルを介さずに接続するモバイルバッテリー。
コンパクトさを追求した結果、無駄なものを省いたシンプルでハイセンスなデザインに。ケーブル不要なのは煩わしくなくて◎。重量は約92gで超軽量なのも持ち運びやすいです。
容量は4500mAh。このサイズの中では普通かなという印象。普段使い用にはピッタリです。
Lightning端子のみなので、対応デバイスが限られます。
第5位 PGA PG-DLB453RPZ
超軽いスティック状でかわいい花柄模様のカラーバリエーションも豊富!
ディズニープリンセスモチーフのスティック状のモバイルバッテリー。
役66gの超軽量でスティック状なのでどんな小さいカバンにも収納可。ストラップホール付き。
コンパクトでデザインが女性に人気が高いので贈り物にしても喜ばれるでしょう。
容量が3350mAhとやや小さいです。スマホをフル充電させるにもちょっと足りないかなというぐらいの低容量。それをカバーできる可愛さはあります。