ベッドや布団の微細なゴミを掃除できる布団クリーナー(布団掃除機)。ベッドや布団に潜むハウスダストを吸い込むことに特化した掃除機です。
布団は寝ている間に描いた汗を吸っています。湿気を含んだ布団を使い続けると、寝心地が悪くなり、さらにダニやカビが発生しやすくなります。なので、定期的に天日干しや布団クリーナーなどで掃除をする必要があります。
天日干しが一般的なお手入れ方法でしたが、「レイコップ」の登場以降は布団クリーナーがブームにもなりました。現在では多くの大手メーカーが特色ある機能を備えた布団クリーナーを販売しており、種類が豊富になりました。
今回は、布団クリーナーの購入を検討している方に向けて、布団クリーナーの選び方とチェックしておくべきポイントを紹介したいと思います。
【アイリスオーヤマの布団クリーナーを本音でレビュー!】
もくじ
布団クリーナーを使う理由

人は、寝ている間に約500ml分の汗をかいていると言われています。
汗は枕カバーやシーツ、布団に染み込みます。シーツ・枕・布団に染み込んだ汗・皮脂汚れはカビやダニの原因になります。
カビ・ダニの大きな原因は「湿気」です。定期的に湿気対策のために、天日干しや布団乾燥機で布団をしっかりと乾燥させるだけでもカビ・ダニ対策になります。
布団を乾燥させた後に布団クリーナーを使うことで、よりカビ・ダニ対策につながり、清潔に長く布団を使い続けることができます。
メリット
メリット1:手軽にいつでも掃除ができる
布団クリーナーのほとんどが片手で持てる程度の重さとサイズなので、持ち運びも簡単で手軽に掃除ができます。軽量タイプなら掃除をする際の労力が少なく済みます。
また、コンパクトなので収納場所にも困りません。
メリット2:天候に左右されない
天日干しの場合は、晴天の日にしかできないなど条件がありますが、布団クリーナーは天候に左右されずいつでも布団を掃除できます。
メリット3:製品によっては除菌・脱臭ができる
布団クリーナーの中には、UVランプを搭載した除菌・脱臭効果の期待ができる製品もあります。
紫外線を照射することで天日干しと同等の効果を得ることができます。布団に付着したウィルスやハウスダストを99%除去することが可能です。また、ドライエアブローで脱臭効果も得られます。
臭いは汗や皮脂の蓄積によるものなのであり、菌も生活して行く上で必ず付着するものです。除菌・脱臭対策は毎日しておくに越したことはありません。
デメリット
デメリット1:基本的に布団専用であること
布団クリーナーという名の通り、基本的に布団専用の掃除機です。
布団掃除に特化した掃除機ですので、床・車中など他の場所の掃除にも使いたい場合は、兼用できる製品を選ぶ必要があります。
また、兼用可能でも掃除する箇所によってヘッドを専用のパーツに付け替える必要があるので、それも少々手間になります。
布団クリーナーを使う際の唯一のデメリットです。
アイリスオーヤマ 布団クリーナー IC-FAC4
高速振動でダニやちりなどのゴミを浮き上がらせ、強力な吸引力で吸い取ります。
ダニ・ちりセンサーが搭載されています。ランプの色によって布団に潜んでいるゴミの量をお知らせしてくれるので大変わかりやすいです。(個人的な激推しポイントです!)
布団クリーナーの選び方
布団クリーナーを購入する際に、確認しておくべきポイントを紹介します。
兼用か専用か?
布団クリーナーは基本的に布団専用ですが、幅広い製品の中には床・ソファーなど他の場所も掃除ができる兼用可能なタイプがあります。
掃除機を複数所持することで収納場所を取るのが嫌という方は兼用が可能なタイプか布団専用タイプなのかを確認しておきましょう。
コードレスなら取り出しやすい!
布団クリーナーには、「コードありタイプ」と「コードレスタイプ」の2種類があります。
コードレスタイプ
充電式のバッテリーで稼働します。掃除をするときはバッテリー切れに注意する必要があるので、定期的に本体の充電が必要です。しかし、その分取り回しが良く、手軽に使えます。
使える時間が決まっているため、1度にたくさんの布団は掃除できませんが、1~2枚程度であれば十分でしょう。
コードありタイプ
コンセントに直接繋いで稼働します。電源コードの長さによって使用できる範囲は限られます。しかし、バッテリー切れを気にせず使えます。
3枚以上の布団を掃除したいと検討している方はコードありタイプがおすすめです。
軽量ならさらに操作しやすい!
布団クリーナーを使う際には、本体の重量が重要になります。
軽量であればあるほど操作が簡単で小回りもききます。
また、布団全体を満遍なく掃除するには少し時間がかかるので、本体が軽い方が腕にかかる負荷を軽減できます。
ダストボックスの掃除方法は3タイプ!
クリーナーが吸い込んだゴミが溜まるダストボックスの構造は主に3種類に分けられます。
構造によって手入れのしやすさやランニングコストなどに違いがあります。それぞれのメリット・デメリットを把握してライフスタイルに合ったものを選びましょう。
- 紙パック式・・・ダストボックス内に紙パックがセットされており、紙パックにゴミが集まる構造。定期的に紙パックを交換する必要があります。
- サイクロン式・・・遠心力によりゴミと空気を分離する構造。ゴミは直接ダストボックスに集められます。
- カプセル式・・・フィルターによってゴミと空気を分離する構造。サイクロン式同様にゴミは直接ダストボックスに溜まります。
メリット | デメリット | |
紙パック式 | ゴミを紙パックごと捨てられるのでゴミ捨てが簡単。 | 紙パック代がかかる。 目詰まりが発生し、吸引力が低下する可能性がある。 |
サイクロン式 | 吸引力が低下しにくい。 ランニングコストがかからない。 | ゴミ捨て時にホコリが舞う。 |
カプセル式 | ランニングコストがかからない。 | フィルターの手入れが面倒。 |
吸引力にこだわるならサイクロン式!
「サイクロン式」は、遠心力でゴミと空気を分離してダストボックスに溜める方式で、吸引力が落ちにくいのが特徴です。
紙パックやフィルターは使わないので、消耗品の費用やお手入れの手間が少なく済みます。
また、溜まったゴミを簡単に捨てられるモデルが多いのも特徴。さらに、水洗いができるモデルなら布団クリーナーを清潔に保てます。
【アイリスオーヤマの布団クリーナーを本音でレビュー!】
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アイリスオーヤマ 布団クリーナー IC-FAC4
高速振動でダニやちりなどのゴミを浮き上がらせ、強力な吸引力で吸い取ります。
ダニ・ちりセンサーが搭載されています。ランプの色によって布団に潜んでいるゴミの量をお知らせしてくれるので大変わかりやすいです。(個人的な激推しポイントです!)